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2006/09/16

自己マン仮面、不発・・・

昨日(金曜日)の仕事帰り、最寄駅で電車を待っているときのこと。
どこからかバイブレータのヴヴヴヴヴという音が聞こえてきた。
振り返るとベンチの上に開いたままのケータイが置いてあり、電話かメールが来ているよーで、ベンチの上で唸っていた。
隣に座ってるおぢさんのかな? と思ったケド、ケータイのほうを見向きもしないので違うらしい。

ケータイはしばらくしておとなしくなったケド、またすぐに唸り出した。
しばらく唸るとおとなしくなる。
それが何度も続いた。
たまりかねたのか、隣のおぢさんは立ち上がってちょっとだけケータイを覗き込むと、そのままホームの端に行ってしまった。

ぽつんと残されたケータイ。
唸るたびに誰かがそっちに視線を向けるケド、誰も近づいたり手に取ったりはしない。

私が一番近くにいたので、そばに行って見てみるとボダポン(vodafone)のケータイだった。
まだ唸ったり黙ったりを繰り返してる。

「もしもし?このケータイを拾ったものですが・・・」

って出ようかと思ったケド、チトまわりが気になる・・・

でも、ここ、無人駅なんだよなぁ。
イマドキのワルそーな高校生にでも拾われて悪用されたら困るだろーから、この先の駅で駅員さんに届けといてあげよう。
ケータイを拾い上げてたたむと、小(こ)タオルにそっと包(くる)んで手に持った。
小タオルの中でも相変わらずヴヴヴってなったり止まったり。

ホームに電車が入ってきた。

と、いつのまにか後ろに20代と思しきスーツ姿の男性が、どこかに電話をしながら(相手が出るのを待っている状態で)何やらベンチの前でウロウロしている。
私の手の中のケータイが震え出した。
あれ?もしかしてこの人・・・

男性が電話を切ると、手の中のケータイも止まった。
彼は困ったような顔をしてベンチの前をウロウロしながら再度電話をかける仕草をした。
数秒後、小タオルに包まれたケータイがヴヴヴと震える。
あ、やっぱり!
私が男性を見ると、視線に気付いたのか男性が振り向いた。

「あの・・・もしかしてコレですか?」
白い小タオルをそっと開いて男性に見せる。

「あ!それです!スイマセン・・・」
男性はそう言ってケータイを受け取るとどこかへ行ってしまった。

「あ・・・」

ホームにいた連中がほとんど電車に乗ってしまったので、私もすぐに乗り込んだ。
ドアが閉まり、電車は駅を出る。

車内をキョロキョロ見回してみたケド、さっきの男性は乗ってないみたい。

「・・・・・・・・・(-_-;」

ま、まさか・・・
私が持ち逃げしよーとしたと思ったかな・・・?(汗;
ごっ、誤解だよっ!
無人駅に置きっぱなしにしとくのもナンだから、駅員のいる駅に届けようとしただけだって!
っつーか、私が持ってた理由くらい訊いてけよっ
イイワケ(?)させろ~~~っっっ
お礼に食事にでも誘え~っ

カバンに入れずに小タオルに包んだままそっと両手で持ってたから、盗ったとは思ってないよね?ね?ね?
って、そこまで見てないか・・・
良かれと思ってやったのに、なんか後味悪ぅ・・・ (; ̄A ̄)

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『自己マン仮面』とは、己を満足させながらみんなに幸せ運んぢゃう(かもしれないw)正義のヒーローです。
『自己マン仮面』のエピソードはこちら

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