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2006/06/09

ダ・ヴィンチ・コード

注:ネタバレあり!(しかも、長文・・・(^^;)

5月20日(土)の公開以来、何かと話題の『ダ・ヴィンチ・コード』。

師匠(私が公私共に敬愛する職場の先輩♂)からお借りした原作本(ハードカバー上・下巻。日本語版)、キリスト教に馴染みのない私には最初はワケワカメ(´・ω・`) って感じだったケド、読み進めていくうちに、サスペンスに謎解きのおもしろさが加わったその物語にすっかりハマってしまった。
どーなるの?どーなるの? とどんどん引き込まれて、あの分厚いハードカバーの下巻を、ほぼ1日で読破したほどのハマりよう(^^;

すでに映画のキャストが決まっていたので、頭の中でトム・ハンクスやジャン・レノに演技させながら楽しく読めた(^-^)
この内容であのキャスト!
映画観るの楽しみ~っ o(≧▽≦)o

と思って観に行ったんだけど、何アレ・・・( ;´A`)エエェ~
まさに、

ヴィンチ・コード!

駄:名詞に付いて、つまらない・粗末な・でたらめの、などの意を表す。
(三省堂提供「大辞林 第二版」より)

細かいことはあとでいっっっぱい文句言わせてもらうとして(笑)、何でつまんないのかについて、とりあえずこちらの記事を。

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「ダ・ヴィンチ・コード」にブーイングの嵐

ロバート・ラングドン教授と暗号解読官ソフィー・ヌヴー。後ろは名画『モナ・リザ』先週末に封切られた超大作映画「ダ・ヴィンチ・コード」の評判が芳しくない。
原作本は全世界で5000万部も売れた歴史ミステリー。キリストの子孫が現在も生きているというテーマが大論争を巻き起こし、カトリック教会の反発を招いている。また、著者の盗作疑惑が訴訟沙汰になるなど、映画公開前から話題性はバツグン。

しかも、監督は「ビューティフル・マインド」でオスカーを受賞したロン・ハワード、主演はこれまたオスカー常連のトム・ハンクスという強力タッグだ。大ヒットは確実とみられていた。

ところが、ふたを開けてみると、聞こえてくるのは「つまらなかった」「金返せ」といった悪評ばかりだ。映画批評家の前田有一氏もこう言う。

「まぎれもなく失敗作ですね。原作の魅力を再現できていない。物語を省略せずに全部トレースしているせいで、猛烈なテンポで先へ先へと行ってしまう。原作をしっかり読んで予習してから見ないと展開についていけないし、謎解きの楽しみや余韻を味わう時間もありません。原作は“トンデモ説”を本当っぽく演出した点が秀逸だったのに、映画はただのトンデモになってしまった。カンヌで失笑が起きたのも当然です」

キリスト教になじみの薄い日本人が純粋なミステリーサスペンスとして観賞すると、失笑すらできないかもしれない。小説の場面展開をなぞるだけの薄っぺらな映画では満足度も低そうだ。

「ダ・ヴィンチ・コード」の魅力を楽しみたいなら、映画に1800円払うより、原作の文庫本(上・中・下巻で計1740円)を買って読んだほうがいいかも。

[ゲンダイネット:05月25日 10時00分]
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うんうん、ホントそのとおり!
詰め込みすぎっちゅーか、大事なとこ端折りすぎ!

ロン・ハワード×トム・ハンクスといえば、『スプラッシュ』『アポロ13』の黄金コンビだし、原作もあんなにおもしろいのに。
誰だよ、こんなつまんねー映画にしたのは!(怒)
(もしかしたら、教会から圧力が・・・(謎))

映画の原作本って大抵文庫本1~2冊でしょ。
それを文庫本3冊を2時間半に収めよーなんて、そりゃムリムリ!
原作を中途半端にかいつまんで作るくらいなら、『ロード・オブ・ザ・リング』とか『マトリックス』みたいに2部作・3部作にすればヨカッタのに。
もったいない・・・

それに、

<以下、文句いっぱいなので、読みたくない人はこのblogを閉じて下さい(笑)。
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ファーシュ警部(ジャン・レノ)について
何、あの扱い!(怒)
敬虔なカトリック教徒ではあるケド、よりによってオプス・デイの信者って設定はないでしょ~(呆)
原作を読んだときは、途中からずっとファーシュ警部=導師=黒幕 かと思わせるよーな書き方で(作者の思う壺?(笑))、ハラハラドキドキしながらめちゃめちゃ楽しめたのに、映画ではアリンガローサ司教に利用される役だなんて・・・つまんね~
「私を道具にしたな」だって。ナニ、そのカッコ悪いセリフ・・・
映画観てる途中で「帰りたい・・・」なんて思ったの初めて。

原作では、ラングドン教授(トム・ハンクス)とソフィー(オドレイ・トトゥ)を追いつつも、裏では黒幕を突き止めて、アリンガローサ司教の身の安全を守りながら、最後にはしっかり犯人逮捕! っていうカッコイイ役なのにぃ~っ
(って、私が勘違いして意味を取り違えていなければ、ですが(^^;)
病院で意識を取り戻した司教に弟子・シラスが死んだことを伝える場面でも、原作では「残念ですが・・・」と紳士的に言うのに対して、映画では、救急車に搬送される司教に向かって吐き捨てるように「シラスは死んだよ」だって。
それぢゃ、タダのヤなヤツぢゃ~んっ
それに、勝手な行動ばっかして、何だか部下に軽蔑視されてるみたいだったし。
原作では、勝手な行動をしつつも、何だかんだで慕われているような警部さんなのに・・・。

原作者のダン・ブラウン氏は、最初からジャン・レノをイメージしながらファーシュ警部を書いていたそーなので、映画でのあの扱いはちょっとねぇ・・・
(ブラウン氏的にはアレでOKなの?)

ラングドン教授について
文句ってワケぢゃないケド、あの髪型はちょっとね・・・(^^;
一級ヅラ鑑定士(爆)の私ぢゃなくても、アレはバレバレ。
(映画のプロモで日本に来たとき、襟足がチト浮いてたし(笑))
某2ちゃんでは「アネハンクス」(元一級建築士のA歯+ハンクス)と呼ばれてたらすぃ(笑)
自然のままでヨカッタのに。ハンクスのクセ毛、結構好きなんだけどなぁ・・・

コレ警部補(ファーシュ警部の部下)について
30~40歳代の若手警部補って感じなのかと思ってたけど、映画ではファーシュ警部より年上っぽかった。
イメージが・・・

暗号について
セリフに突然「フィボナッチ数列」なんて出てきたケド、コレも原作読んでないとわかんないよね~。

それに、ソニエール館長が床に書き残したメッセージ

O Draconian Devil!(おお、ドラゴンのごとき悪魔 め!)
Oh, Lame Saint!(おお、役に立たぬ聖人め!)

を並び替えると

Leonardo Da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
The Mona Lisa(モナ・リザ)

だとわかる大事な場面でも、「並び替えると・・・レオナルド・ダ・ヴィンチ、モナ・リザ!」なんてセリフで言われても、観てるほうは本当にちゃんと並び替えられたのかまったくわかんない。
フジテレビの特番(米倉涼子さんが出てたヤツね)でやってたみたいに、メッセージがちゃんと並び替えられる様子をCGにでもしてくれればイイものを。

その他

  • ソフィーの目が青くない。シラスの目が赤くない。
    ハンクスにヅラつけるくらいなら、この2人にカラーコンタクトつければイイのに(笑)。

    <シラスの目を赤くしなかったのには、ちゃんと理由があるよーです。
    「映像では目が目立ち他の要素が台無しになるから赤目にしなかった」そーな。(by 横浜ウォーカー)
    (情報サンクス >ゆみえ殿)

  • ロスリン礼拝堂の地下で、シオン修道会関連の古文書やら、「マグダラのマリア」の棺が置いてあった跡なんかを見つけたケド、原作では地下には入らなかったハズ。
  • ソフィーとおばあさん&弟さんの感動の再会の場面。
    秘密厳守で誰がシオン修道会の人間かわからないくらいなのに、最後にあんなにゾロゾロ出てきたら興醒め・・・
    しかも、その中に実のおばあさんはいたケド、弟さんとは再会しないし。
    (ちなみに、映画では「兄」になってた。原作本が翻訳ミス?それとも字幕翻訳者のミス?まぁ、「Brother」だけだと兄か弟かハッキリわかんないからね)
  • オプス・デイの置かれている状況、アリンガローサ司教が金(債券)が必要だった理由が原作と違う!
    (よーな気がするんだけど、同じ?原作本、師匠に返しちゃったから、確認できず・・・)
  • ソフィーの記憶として、一瞬映ったシオン修道会の秘密の儀式。
    なぜあの儀式が必要なのか、なぜ秘密にする必要があるのか などの説明がないため、原作読んでない人には何の儀式かさっぱりわかんないと思う。
    っちゅーか、あんなに人目につくとこで秘密の儀式やるなよ(^^;
    原作では地下室だったのに、映画では外から窓を覗いただけで見えちゃうなんて。
  • シラスの悲惨な過去、アリンガローサ司教との関係についてが弱すぎる。
    司教に命を助けられ、彼を慕ってオプス・デイのために殺人までしてしまった結構信仰心の強いけなげなヤツなのに・・・


こんなふうに設定変えられてつまんなくなってると思わなかったから、2人の友達と別々に約束しちゃって、2回観るハメに・・・
(5/24&6/9)
でも、2回目はそーゆーのを踏まえて観たので、他のところに目を向けることができて、意外と楽しめた(^-^)
とはいえ、やっぱり上に書いたよーなところは納得できなかったケド。
(特にファーシュ警部の扱いがっ!(`ω´* ))
せっかく本物のルーヴル美術館やロスリン礼拝堂で撮影してるんだから、名画や建物ももうちょっとじっくり見たかったなぁ。

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コメント

2回もご覧になったんですね(^^ゞ。どうりで細部まで目が行き届いていると思いました。

私は本を読んだのがだいぶ昔なので、すでに本の内容をかなり忘れていて(^^;)、「そうそう、こんな話だったっけね」と思いながら映画を観ました。ファーシュの扱いがそんなに違っていたとは気づきませんでした。

原作を読んでから映画を観ると、ものすごくがっかりすることが多い中、これはましなほうかと思っていたんですけれど……。私が覚えていないだけだったのかもしれません。

投稿: Tompei | 2006/06/10 09:54

原作のファンが多いために
コケてしまったよーな映画っすねー。
しかも原作読んでなければ内容に
ついていけないとなると
どうあっても原作を読んで
その後映画見てガッカリ・・・ってコースを
歩かなければならないとゆー・・・(汗)
まあオレは原作読んでないんで
この映画を見ることはないでしょう。
よかった(笑)

投稿: saruxx | 2006/06/10 17:31

Tompeiさん、saruxxにーさん こんばんは!

# Tompeiさん
細かいツッコミばかりでスミマセン(^^;
ジャン・レノ、結構好きなので、悪者にしたくない という潜在意識がそう見せてるだけなのかもしれません。(笑)


# saruxxにーさん
原作は原作、映画は映画 と割り切って楽しめばイイんでしょーケド、そーすると映画の展開の速さについて行けないんですよ・・・
原作のストーリーも映画のキャストも申し分ないので、ホント、もったいないです (´・ω・`)ショボーン

投稿: アリス | 2006/06/10 22:42

こんばんは


長文Rご苦労様でした。うんぬんしながら読ませていただきましたよ~

で、どれをひっぱってこようかとおもったんですが、私も全く同感で、一つ

>ハラハラドキドキしながらめちゃめちゃ楽しめたのに、映画ではアリンガローサ司教に利用される役だなんて・・・つまんね~

そうなのよね。でも2時間のガイドブック映画にあれは無理。だから簡単陳腐な設定にしたんだと思います。一言の説明ですんだもん(-"-)まぁ、私は仲代さんだと思って、それが気になることに終始しましたが^^;;;;

>何の儀式かさっぱりわかんないと思う
で、お相手気になりませんでした?原作。原作ではほら、・・・。
>実のおばあさんは
ソニエールと夫婦だったわけだよねえ・・。え?私の勘違いかなぁ。。

と、突っ込み話題満載で成功作か(^_^;)?

投稿: 桜桃 | 2006/06/10 23:17

桜桃さん、こんばんは!

> 私も全く同感で、
桜桃さんもやっぱりそう思われたんですね。

> 簡単陳腐な設定
ホント、がっかりでした・・・
黒幕がサー・リー・ティービングだとわかる場面も、ニュートンの墓での場面もあっさりしすぎてましたし。

> ソニエールと夫婦だったわけだよねえ・・。え?私の勘違いかなぁ。。
いえいえ。
確かに、原作では、ソニエールはソフィの実のおじいちゃんでしたよ。
(って、段々自信なくなってきた・・・)

キャストも演技も申し分ないですし、オープニングもエンディングも文句なしな分、がっかり度アップです (´・ω・`)ぁぅ…

投稿: アリス | 2006/06/11 01:38

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