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2005/02/25

電車男―私の場合―[3]

まずは[1]からお楽しみあれ~。
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「ちょっとアンタ!さっきから何やってんのっ!」

左斜め後ろから男性の声。
ん?なんだ、モメごとか?

男性の声に、まわりの人がイッキに引いた(と言ってもスペースに限りがあるので、ほんの少しだけ)。
その隙にすかさず方向転換。
はぁ~、やっとカンチョーちっくなおやぢのカバンから開放されたよ ほっ(^。^; )
としつつ、内心「どーでもイイけど、モメて電車遅らせないでよ~。今日は朝イチで大事な打ち合わせがあるんだから」なんて思っていた。

「何にもしてませんよ~」
斜め横の男がボソボソと答える。

「ウソ言ってんじゃないよ!今触ってたじゃないかっ」

なんだ、チカンかよ。この非常時(「打ち合わせに遅れないよーに」ということしか頭にない(笑))にカンベンしてくれよ~
チラっと見ると、ヲタクっぽいメガネの男だった。
ん~、こいつならやりそう・・・

そのとき、肩をガシッと掴まれた。
チカンを捕まえた男性(以下、「電車さん」)だった。
「大丈夫?」

え・・・
ええーーーーっっっ!!!わ、私!?
今まで、「ふーん、誰か触られたんだ~」なんて思って傍観してたら、自分が当事者だったなんて!!!
過去にも何度かお尻ムズムズなことあったケド、お尻に手をまわして掴んだらいつもカバンだったので、今回もそーだと思い込んでたら、なんと本物のチカンだったとは!!!

数秒間 鳩が豆鉄砲食らったよーな状態だったが、ハッと我に返った。
まわりの視線が私に向けられている・・・(汗;
電車さんに「え、ええ・・・」と答えるのが精一杯。
その間も、事態を飲み込もうと、頭はフル回転!
「打ち合わせに遅れる」という焦りも手伝って、顔がこわばる。

それを、怖がっている(怯えている)のかと勘違いした電車さんは、チカン男に詰め寄る。
「ほら、触ったんだろ?認めなさいよ!」
「やってませんよ・・・」

私自身もやられたかどーかわかりませんよ(^^;
(なんせ、さっきまでずーっとカバンだと思ってたくらいなんだから(笑))
と内心思っていると、

「私も(触ってるの)見ました」
なんと、チカン男の後ろにいたおじさんが証言。
(皆さん親切ねぇ。本人が触られたかどーかわかってないってのに(^^;)

「ほら、みろ!」
電車さんは誇らしげにそう言うと、チカン男の手を押さえた。
これにて一件落着!

・・・のハズが、私一人だけハラハラしていた。
このままでは打ち合わせに遅れるのは必至!
本人(私)に当事者(被害者)意識が芽生えないまま、まわりで勝手にコトが進んでしまったので、チカンから助けてもらった感謝の気持ちよりも「打ち合わせが、打ち合わせがぁ~っ」という焦りだけが頭を支配していた。

そうこうしているうちに、横浜駅に到着。
電車さんと証言してくれたおじさんが両側からチカン男を挟むようにして下車。
まだ“当事者”という意識がないケド、とりあえずお礼は言わなきゃ。
「あ、ありがとうございました・・・」ペコリ
「じゃあ、早速こいつを駅員に突き出してやりましょう!」
使命感に燃える電車さん(^^;
「え、あ・・・」
いや、その、打ち合わせが、打ち合わせが、打ち合わせが・・・っ
とまどう私に電車さんは
「さぁ、行きましょう!」
と追い討ち(?)をかける。

あぁ、遅れちゃう・・・っ ヤバイ、マズイ、行かなくちゃ!
「あの、スイマセン、私仕事があるんで・・・」
「え゛?」
「ホント、スイマセン!ありがとうございました!」一礼して走り去る私。
背中越しに聞こえる「なんだよー」の声。
(そりゃそーだよなぁ。我ながらひどいオンナ(^^;)

で、何とかいつもの時間に無事出社。
と思ったら、なんと上司が遅れてきやがった!(ヲイヲイヲイ~っ)
しかも、「重要な打ち合わせ」とか言ってたクセに、全然大したことぢゃなかったし・・・
_| ̄|○ がくっ
なんだよぉ~っ こんなんだったら、電車さんと一緒にチカン男を駅員に突き出してればヨカッタよ。
エルメス嬢みたいに、ちゃんと連絡先訊いて、お礼にエルメスのカップでも送っておけば、今頃は・・・(以下、省略(笑))

電車さん、その節はありがとうございました。
せっかく助けて下さったのに、失礼な態度をとってしまい、申し訳ありません。
この場を借りて、お詫び致します。

今はもうチカンなんてまっっっっったく遭いません。
年齢も年齢だし(笑)、おっかない顔して乗ってるからかも(^^;
それに、こんな点にも気をつけてます。

  • 混む電車には極力乗らない
    前の会社の出勤時間はちょうど通勤ラッシュピーク時だったケド、今の職場には『ぷちオフピーク通勤』してまっす。
    帰りは座りたいので、混む区間だけ特急や快速特急を利用せず、各駅停車で帰ってます。

  • 混む電車に乗らざるを得ないときは、壁を背にする
    よく壁側を向いて立ってる人がいるケド、それぢゃ後ろの人に「触って下さい」って言ってるよーなもの。それに、背中を向けると、平気で寄りかかってきたり、本を読む人の本立て代わりにされちゃうし。
    壁に背中をつけて、まわりの人のほうを向いて立てば、大抵のおじさんたちは少し距離を置こうとします。触ってもいないのにチカン扱いされると困るので(冤罪とかいろいろと問題になってますしね)、おじさんたちも手の置き場などに気をつけているようです。
皆さんも、チカンに限らず、酔っ払いオヤジやあやしいヤツには気をつけてね!
男性の皆さん、あなたも『電車男』してみては?(^-^)

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

気づかなかったことが幸せなのか、どうなのか、この手の話ばかりはわかりません。。。高校生のころ、自分の横に立っていた彼女が痴漢されたことがありました。自分のことのように腹を立ててみたものの、それは多分彼女の怒りとは別のものだったでしょうね。

投稿: まっき~ | 2005/02/26 01:25

アリスさん、こんばんわ。
コメント書けるようになりました!
またよろしくお願いします。

まず、アリスさんがあまり痴漢の被害に遭わず良かったですよね。助けた「電車男」さんとしては「あれ?」という気持ちだったかもしれませんが、被害を最小限に食い止めましたし、見事な行動だったと思います。

》それに、こんな点にも気をつけてます。

このような心がけが大事ですよね。
自分を守るのは、まずは自分、ですものね♪

投稿: じまぁ | 2005/02/27 20:20

まっき~さん、お久しぶりです(^-^)
じまぁさん、こんばんは(^O^)

# まっき~さん

> 自分のことのように腹を立ててみたものの、それは多分
> 彼女の怒りとは別のものだったでしょうね。

ん~、その人の立場に立てても、やっぱり本人が感じる“それ”とは少し違うんでしょうね。


# じまぁさん

ヨカッタ!また正常に表示されるようになったんですね(^-^)

電車さんには本当に失礼なことをしてしまいました・・・
今なら同じヒーロー同士(笑)タッグを組んで悪を退治するのに。

投稿: アリス | 2005/02/27 21:45

こんにちは♪
痴漢だったんですね~。
私は電車通勤している時、混んだ車内では極力女性の近くには行かないようにしてました(笑)
変に気を使って、体を付けないように力を入れたりして疲れちゃってました(笑)

電車男の記事でオモシロイのあったの思い出したので教えておきますね♪↓
http://chie.way-nifty.com/kokoha/2004/11/post_3.html

投稿: style-TK | 2005/02/28 15:55

大した被害ではなくて良かったですね。
いや、被害に大きいも小さいもないのでしょうが・・・

多分、混んだ電車では、女性ばかりでなく、男性も気を使っているのでしょうね。
誰だって、チカンと間違われたら嫌ですからねぇ~
お互い、自分の身は自分で守りましょうという事で。

そう言えば、最近電車に乗ってないなぁ・・・

投稿: ともっち | 2005/02/28 19:50

style-TKさん、ともっちさん こんばんは!

# style-TKさん

> 痴漢だったんですね~。

ね~(^^;
私にも、カバンだと信じて疑わなかったカワイイ時期があったんですね(笑)

オモシロイ記事教えてくれてありがとうございます(^-^)
やっぱり映像化すると、掲示板に入力しているPCの画面ばっかりになりそーですよね。
あとは電車さんとエルメスさんのデートシーンくらい・・・
やっぱりあのまま文字で読むほうが良さげ。


# ともっちさん

> 大した被害ではなくて良かったですね。

はいー ありがとうございます(^-^)
でも、せっかく助けてくれたのに、失礼なヤツですよね、私ったら。

> お互い、自分の身は自分で守りましょうという事で。

そーですね。
自分で守れなそうなときは、電車男さん、助けて~っ(笑)

投稿: アリス | 2005/02/28 21:40

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