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2005/01/21

これぞUD!

UD(universal design):
ユニバーサルデザイン、(障害者・高齢者に限らず)誰にとっても使いやすい設計[仕様・形状・構造]
(英辞郎 on the Web  by ALC


Excite Bit コネタ』から。

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「勝手にめくれない本」が登場!

本を読んでいるとき、ふと手を離したとたんにページがめくれてしまう…そんな煩わしい経験は、誰にでもあるはず。ところが、「開いた本が勝手にめくれない」という便利な製本法が登場した。

これは、長野市の「渋谷文泉閣」が開発し、昨年2月に特許申請したもので、きっかけについて、考案者であり、58歳の社長・渋谷一男さんは言う。
「同級会に行ったとき、障害のある友人が来ていて、本を読むときに苦労していると聞いたんです。『本をつくるプロなら、手をできるだけ使わずに読めるとか、苦労しない本って作れないの?』と言われまして」

丈夫な紙にすれば頑強になってしまうため、手を使わないで読むには、逆効果になってしまう。それで、思いついたのが、ハードカバーの本に多い「フォローバック」という製本法を応用したものだ。

「紙筒のようなものを加工して、背表紙に張り付け、背表紙と表表紙、裏表紙の間に折り目をつけました。本体と紙筒のようなものを接着することで、本を開くと背表紙と本体の間に空洞ができ、折り目もあるから、水平に開くというしくみです」

手で押さえなくても読めるので、身体の不自由な人だけでなく、お年寄りなどにも便利な製本法だが、単純そうで今までなかった方法は「自分自身が技術者なので、手で作ってみたら、うまい具合にいった」というように、試行錯誤はなく、ひらめきによるものとか。

コストは1冊あたりで、一般的な製本より7円ほど高いが、これまで高価な紙を使っていたものも普通の紙でできるようになれば、その差は紙代の差で吸収できるそうだ。

「料理本やカタログのほか、教科書や参考書などの出版社にも営業をしていきたい」と話すが、この勝手にめくれない本、手を出して読むのがめんどうな寒い冬の夜の読書なんかにもピッタリかもしれない。(田幸和歌子)

[2005年01月21日 00時00分]
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おおっ、ナイスアイデア!

文章で説明されてもイマイチぴんと来ないという方は、お手持ちの辞書を開いてみてね。
(ちなみにコレは、ジーニアス英和辞典)
「フォローバック」という製本法を使った辞書

背表紙と本体を貼り合わせていないので、ココにビミョーな隙間ができてるでしょ?
コレが「勝手にめくれない」ポイントなんだそーです( ̄ー ̄)☆
(今回の製本法は、コレの応用。)

やっぱりお体の不自由な方のご意見は、今や商品開発にとっては必要不可欠だよね。
健常者ばかりが集まって、その人たちの思い込みや憶測だけで考えたり作ったりしても、本当に使い勝手のイイものができるわきゃないっつーの。
ユーザの意見を積極的に取り入れて伸びた企業も多々あるし、これからはもっと幅広い層のユーザの意見やクレームをどんどん参考にしていかないとね!

電車で立って本を読んでいると、片手に吊革、片手に本 となるため、ページを押さえている指がちょっとでもズレると、勝手にページがめくれたり本が閉じたりして大変・・・
早く実用化されて、文庫本などにも導入されるとイイな(^-^)

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは♪
TBありがとうございまーす(^_^)

そう!本(雑誌)を読むのって、ホント大変なんです(涙)
私みたいに手が不自由だと、ページがめくれなかったり本が閉じたりしてスゴク疲れるんです・・・。
そうすると、必然的に読まなくなってしまうんですよね。

いいアイデアだと思うので是非、普及させてほしいです♪
後、電子書籍:e-BOOKにも期待!↓
http://www.jp.sonystyle.com/Product/Librie/Ebr-1000ep/Store/index.html

投稿: style-TK | 2005/01/21 17:21

style-TKさん、こんばんは!

ホント、こういうところからどんどん使う側の意見が取り入れられていくとイイですよね。

> 「料理本やカタログのほか、教科書や参考書などの出版社にも
> 営業をしていきたい」

とのことなので、あとは出版社次第ですかね・・・

> 後、電子書籍:e-BOOKにも期待!

コレと同じものかどうか分かりませんが(多分同じ)、去年の『平成教育委員会』の賞品にありました。
コレ1つに、本が何冊分も入って便利ですよねー

style-TKさんが紹介して下さったソニーのLibrie、「朗読」機能が付いてるんですね(^-^)
でも、小さいボタンが多いし点字標記もないので、せっかく「朗読」機能が付いてるのに、目の不自由な方には使い勝手が悪そう・・・
コレもUDになるとイイなぁ

http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/

投稿: アリス | 2005/01/21 18:11

こんばんは。
UD商品の開発の切っ掛けって、きっと、ほんの少しの発想の転換とひらめきと、当事者の
意見から始まるのかも知れません。


style-TKさん。
> そう!本(雑誌)を読むのって、ホント大変なんです(涙)

かなり引用略してますが、そうですよねぇ。
あと、ルーペで文字を確認している人に取っても。


> 後、電子書籍:e-BOOKにも期待!↓

電子書籍と言えば、パソコンを使う視覚障害者にも期待できるメディアなんですが、
現在、スクリーンリーダーで読めるファイル形式の書籍が少ないことが残念です。
テキスト形式の書籍も少ないんですが、折角Adobe ReaderがPDFファイルの読み上げ
をサポートするようになったのに・・・ネット上から購入できそうなPDFファイルは
著作権保護がかかっているので、読むことができないんです(涙)。

アリスさん。
> ホント、こういうところからどんどん使う側の意見が取り入れられていくとイイですよね。

ほんとですね。


> style-TKさんが紹介して下さったソニーのLibrie、「朗読」機能が付いてるんですね(^-^)
> でも、小さいボタンが多いし点字標記もないので、せっかく「朗読」機能が付いてるのに、目の不自由な方には使い勝手が悪そう・・・

本体が小さいようなので点字表記は無理かも知れませんが、良く使うボタンに識別
マークを付けるか、ボタンの形を変えるなどの配慮があれば何とか使えるかも知れ
ません。
でも、その前に肝心な朗読機能が簡単な操作で使えるのか、興味ありますね。


> コレもUDになるとイイなぁ

一歩ずつでも変わって行くといいですね。

投稿: フジヒロ | 2005/01/21 22:54

アリスさん、皆さん、こんにちは。

ちょっとしたアイディアですが、とても便利そうですね。
私も片手を怪我していた頃は本を読むのがとても大変でした。わざわざ本を読むためだけに、人の手を煩わせたくないですものね。

》やっぱりお体の不自由な方のご意見は、今や商品開発にとっては必要不可欠だよね。

当事者じゃないと分からないことって多いですから、今後は開発者の皆さんもいろんな人の意見に耳を傾けて欲しいですね。

投稿: じまぁ | 2005/01/22 15:23

フジヒロさん、じまぁさん こんにちは!

# フジヒロさん

> ネット上から購入できそうなPDFファイルは著作権保護がかかって
> いるので、読むことができないんです(涙)。

著作権は確かに大切だとは思いますが、こういうときには非常に煩わしいですよね。
家にいながらにしていろんなことができるのが、パソコンの利点なのに・・・

> 本体が小さいようなので点字表記は無理かも知れませんが、
> 良く使うボタンに識別マークを付けるか、ボタンの形を変える
> などの配慮があれば何とか使えるかも知れません。

そうですね。
でも、見たところ識別マークはなさそうですし、ボタンの形も皆同じような感じです。
今後に期待! ですね。


# じまぁさん

> わざわざ本を読むためだけに、人の手を煩わせたくないですものね。

そうそう。
本くらい、好きなときに好きなように読みたいですよね。
こういうとき、マウスをちょいとクリックするだけで読めたら便利なのに・・・

「勝手にめくれない本」に続いて、「ページがめくりやすい本」なんていうのも開発されるとイイですね(^-^)

投稿: アリス | 2005/01/23 15:57

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