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2004/07/27

世界の、いや心の中で叫ぶ

ちょっと前の話で恐縮ですが・・・

会社の帰り、JRの某駅に白い杖を持った女性がいらっしゃった。
夕方のラッシュ時ということもあり、ホームはザワついていて駅の構内放送も聞きづらく、女性は電車が来たことに気が付いていないみたい。

誰かが声をかけるかも と思い横目で見ていたが、女性のすぐそばにいた会社員らしきおじさんは女性を気にしつつも黙って自分だけ乗り込んでしまった。(´ヘ`)

見かねて、私が女性の肩を軽くたたき「電車が来ましたよ」と言うと、女性はお礼を言って電車に近づいた。
私も女性のあとに続く。
ところが、その女性、ドアの位置を探しているようだが、杖で一生懸命探っているのは連結部の辺りだ。
このままでは乗り遅れてしまうどころか、発車した電車に杖が引っかかってしまって危ない・・・!

私は再び女性に声をかけた。「もう少し右側がドアですよ」
女性はお礼を言うと何とか乗り込んだ。
ほっ(^。^; )

車内はすでに満員。
遠慮しながらドアのすぐそばの手すりにつかまる女性。
そこに、ギリギリで駆け込んできた数人のおやじども。
車内に背中を向けて、“おしくらまんじゅう”よろしくムリヤリ押し入ってくる。
このおやじどもには白い杖の女性が見えていない。というか、ヤツらは自分が乗れればそれでイイのだ。

「このクソジ●ィ!後ろ見ろよ!( *゜Д゜)ヴォケ!!」

私は心の中で叫んだ。
(ホントは声に出して言いたかったケド、この女性に迷惑がかかるとアレなんで・・・)
晴眼者だって押されるのはイヤなのに、盲人の方にとってはそれがどんなに怖いことか!

白い杖を抱え、小さくうずくまるようにして手すりにつかまっている女性。
電車が揺れるたびによっかかってくるおやじども。
(吊革空いてるんやから、自分で立てっちゅーねんっ(怒))
それをひ弱なカラダで何とか押し返す私。

電車はどーにかこーにか次の駅へ。
と、今度は降りるおやじどもが容赦なく押してくる。
「オレが降りるんだからどけ!」と言わんばかりのデッカイ態度!
(「スイマセン」って一声かければ血の雨が降らなくて済むのにねぇ(笑))

「このクソ●ジィ!前見ろよ!デカイのは顔と腹だけにしとけや( `Д´)ゴルァ!!」

再び心の中で叫ぶ。
(いつも口が悪くてすいません・・・(^^;)

でも、ホントにもっとまわりを見て下さい!
大人の目線でしか見てないおやじどもが多いケド、あなたの背後には小さい子供やお年寄りや白い杖の方が乗ってるかもしれないんだよ!

(って、えらそうなこと言っちゃった・・・。自分も気をつけよ)

ちなみにこの女性、何とか目的の駅で無事に降りて行かれました。
ヨカッタ ヨカッタ(^-^)

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。へいぽーは無事にブヒブヒ街道まっしぐらです。(笑)うん、やっぱりね。一人で人ごみに行くことってとても恐怖らしいですよ。アリスさんのように声を掛けてくれることがどれほどありがたいことなのかもわかっています。目が見えないということは、声を掛けたくても回りに人がいる気配がしていても中々掛けられないのが現状みたいです。大人よりね、かえってヤンキーとかのほうが優しく反応してくれて気遣いをしてくれるんだよね。

これからもそう言う人の味方でいてやってね。だけど、中々できることじゃないからすごいと思います。へいぽーも見習わなければ。へいぽーはね。いつも放置プレイしちゃうんだよね。(笑)

白杖って、昔は(はくじょう)って言ったらしいけど、今は差別用語らしく(しろつえ)というそうなんです。毎度、思うけど視力障がい者はロードオブザリングを地でいってるちゅうことだね。(笑)

投稿: へいぽー | 2004/07/27 15:20

こんにちはー。
この前行ったUD講習会で講師の方が言ってたのですが。
自分は健常者だけど、ラッシュ時にわざと車イスで電車に乗ろうとしたことがあるらしいです。
すると、駅員にこう言われたらしいです・・・
「どうして来たの?こんなラッシュ時に。」

公共交通機関は、いつ何時でも誰もが利用できる環境を整備するべきですよね。
実は私も会社が品川に移転したため、通勤が困難になって辞めざる得ない状況になったのです。(悲)
障害者が利用できるラッシュ時の配慮をすることが、自立できる大きなキッカケになるのに・・・。

投稿: style-TK | 2004/07/27 17:23

へいぽーさん、style-TKさん こんばんは~!

> へいぽーさん

> これからもそう言う人の味方でいてやってね。
> だけど、中々できることじゃないからすごいと思います。

へいぽーさんにそう言って頂けると救われます。

一時期、今の仕事がイヤでイヤで会社を辞めようと思ったことがあります。
ちょうどその頃点字の勉強をしていたし、盲人の方が電車に乗るのを少しだけ手助け(なんて上等なものではありませんが)したこともあり(本文に書いたときとは別です)、今のつまらない仕事なんか辞めてバイトしながら点訳でもしよう と思っていました。
社長にそのことを話すと、「その人は手伝ってもらいたくなかったかも知れない。自力で乗りたかったかも知れないよ」と言われました。(ううぅ、そーかも知れませんが・・・)
それ以来、余計なことをしてしまった という思いが心のどこかにあって、見て見ぬフリをしてしまったこともあります。

でも、誰に何と言われようと、やっぱり困っている人を放ってはおけないタチでして・・・(おせっかいですかねぇ・・・)
こーゆーことって難しいですね・・・


> style-TKさん

> すると、駅員にこう言われたらしいです・・・
> 「どうして来たの?こんなラッシュ時に。」

そんなこと言われたって、障害者の方だってその時間に乗らなければいけないときだってありますよね。
ちなみに、京浜急行では、車椅子用の席(車椅子が置けるように、椅子がなくスペースが空いているところ)が一番後ろの車両の一番後ろのドアのところなんです。
もし降りる駅のエレベータがホームの一番前の方にあったら大変だろうに・・・と、見るたびに思います。
どうせそーゆー席を設けるなら、全車両にあってもイイと思いません?
ウチの最寄駅なんて、エスカレータはおろかエレベータすらないんですよ・・・(その隣の駅も・・・)
いくら寂れた駅だからって、ねぇ・・・

投稿: アリス | 2004/07/27 22:51

こんばんは。
私もひとりで電車を利用することが良くあります。
群馬のラッシュなんて、東京に比べれば大したことはないかも知れませんが、やはり混雑したところは苦手ですね。
駅をひとりで利用できる当事者は、きっと自分なりの基準みたいな物を持っていて、改札口とか階段や電車のドアの位置を把握しています。
でも、ラッシュ時となると人混みで目的の場所まで辿り着けなかったり、感が変わって方向が分からなくなったりするかも知れません。
そんなときに、アリスさんのように声をかけてくれる方が増えると心強いです。

投稿: フジヒロ | 2004/07/27 23:01

こんばんは、またまた出てきました。
以下のこと、時々聞かれることあるんです。

> 社長にそのことを話すと、「その人は手伝ってもらいたくなかったかも知れない。自力で乗りたかったかも知れないよ」と言われました。(ううぅ、そーかも知れませんが・・・)
> それ以来、余計なことをしてしまった という思いが心のどこかにあって、見て見ぬフリをしてしまったこともあります。

確かにそういう人もいますね。
でも、手伝って欲しいか欲しくないかは実際に声をかけて分かることじゃないかな。
もしも、手伝って貰いたくないとか言ったら、ほっとけばいいし(笑)。
見方を変えれば、当人に取っても断ったばかりに大事な情報を手に入れ損なったかも知れません。

こんなことでも、参考になれば幸いです。

投稿: フジヒロ | 2004/07/27 23:17

フジヒロさん、いらっしゃーい!
コメントありがとうございます。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

ときどき東京都の地下鉄(大江戸線)を利用しますが、ホームにある出口案内には点字表示がないんですよ。
“公共”機関なんだから、もっと万人に使いやすいものであって欲しいですよね。

投稿: アリス | 2004/07/27 23:37

フジヒロさん、またまたいらっしゃーい!
フジヒロさんのコメントに返事を書いてるときに入れ違いでもう1つコメントして下さったんですね。
ありがとうございます!

「もしも、手伝って貰いたくないとか言ったら、ほっとけばいいし(笑)。」?
そうですね。
お年寄りに席を譲るのと同じ感覚かな?
その方が座りたくないなら「大丈夫ですよ」って断ってきますしね。

フジヒロさんからのコメントを読んでほっとしました。
ありがとうございました。

投稿: アリス | 2004/07/27 23:54

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